株主優待投資を始めてみたいけど、どうすればいいのかしら?
まず証券会社に口座を開設しましょう。
私のおすすめはSBI証券です。
4年メイン口座にしていますが、手数料が安くて使いやすい♪
私はSBI証券をメイン口座にして4年、他に複数の証券会社に口座を開設して利用していますが、他の証券会社をメインに変えようと思ったことは一度もありません。
理由は大きく2つです。
・安い
・使いやすい
この2つに尽きます!
特に株主優待投資をするなら最もバランスが取れた証券会社です。
株主優待投資をする場合のSBI証券のメリット、注意点、他のネット証券との手数料比較を解説しますので、口座開設の参考にして下さい。
SBI証券で株主優待投資を始める5つのメリット
手数料が安い
SBI証券最大のメリットが手数料の安さです。
特に投資資金が少ない初心者で、株主優待投資をメインにする方ならほぼ手数料はかかりません。
理由はアクティブプランを選択すれば1日100万円までの売買代金なら手数料が0円だから!
SBI証券の現物株取引の手数料は、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」の2種類があります。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
スタンダードプラン
スタンダードプランは1注文ごとに手数料が発生します。
スタンダードプランの手数料体系はこちら。
1注文の約定代金 | 手数料(税込) |
5万円まで | 55円 |
10万円まで | 99円 |
20万円まで | 115円 |
50万円まで | 275円 |
100万円まで | 535円 |
100万円まで | 535円 |
150万円まで | 640円 |
3,000万円まで | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 |
※SBI証券HPを参照
スタンダードプランは投資資金が大きい投資家向けのプランになります。1度で1,000万円以上取引される方は、アクティブプランに比べて数千円くらい安くなりお得です。
ただ、初心者の方は必ず手数料がかかるため、下記のアクティブプランの方がお得になることが多いです。
アクティブプラン
アクティブプランは1日の売買代金に応じて手数料が発生します。
アクティブプランの手数料体系はこちら。
1日の約定代金合計額 | 手数料(税込) |
100万円まで | 0円 |
200万円まで | 1,278円 |
以降100万円ごとに | 440円ずつ増加 |
1日に売買代金100万円を超えないように調整すれば、手数料は0円です。
株主優待を取得するためには、多くの銘柄で100株なので、売買代金100万円以内の調整は難しくありません。
よって株主優待投資を始める方はアクティブプランを選択することをおすすめします。
NISA口座なら手数料無料
現物株取引のプランの説明をした後ですが、NISA口座なら売買代金に関わらず、買付、売却ともに手数料無料なんです!
まだ他の金融機関でNISA口座を開設していない方はSBI証券でNISA口座も開設しましょう。
株主優待情報が充実
こちらはSBI証券の株主優待検索画面になります。
飲食系の優待が欲しいわ。
と思ったら「優待内容」で検索できます。飲食系を調べたい場合は「食料・飲食券」をクリックします。
3月の株主優待ってどんなものがあるの?
こんな場合は「優待権利確定月」で検索すればOKです。「3月」をクリックします。
その他にも、「10万円までで買える株主優待銘柄」や「配当利回りが平均以上の銘柄」のような検索もできます。
私は月ごとの株主優待を調べるときに使うことが多いです。
使い方は簡単で、すぐに慣れるのでご安心を。
単元未満株取引ができる
株主優待を取得するためには単元株(100株)以上保有することが条件の会社が多いので、一見1株~取引なんて必要ないと思うかもしれません。
しかし、株式分割があると、たまに1株単位で保有となることがあります。
株式分割とは、例えば1→2分割の場合、100株保有していると保有株数が200株に増加します。ただし、株価は半分になりますので、実質損得は発生しません。
1→2分割なら増えた100株を売ればOKなので問題はありません。しかし、以下の場合分割で増えた株の売却が難しくなります。
2019年に日高屋でおなじみのハイデイ日高(7611)は、1株を1.1株に分割したことがあります。
2019年2月の権利日を過ぎると、100株保有者は110株保有となります。しかし、株主優待を取得するためには100株保有していれば十分なので、10株は売りたいですよね。
通常の注文では100株未満の単位では受け付けていないため、10株は売りたくても売れません。
その点SBI証券は単元未満株(100株未満)取引ができるので、余った10株を売却できます。
単元未満株取引が出来ない証券会社(楽天など)は意外とあるのでご注意ください。
※単元未満株取引が出来ない証券会社は「買取請求」を銘柄の会社へすることで換金できます。ただし楽天証券では2週間程度かかったり、別途手数料がかかるので面倒です。
クロス取引がしやすい
クロス取引とは、いわゆる「優待タダ取り」と言われる取引のことです。
ただし、実際は手数料や金利などがかかるのでタダでは取れません。
SBI証券ではクロス取引をするための一般信用銘柄が豊富です。
初心者の方はクロス取引に関しては、信用取引口座を開設しなければならないなど、難易度がちょっと高いので今は無視でかまいません。
クロス取引がしやすいんだ、ということだけ覚えておいてください。
SBI証券で株主優待投資を始める前に注意すべきこと
SBI証券のメリットばかり解説しましたが、4年使っているとどうしてもマイナスな面も見えてきます。
1ユーザーの生の声をどうぞ!
メンテナンスが土日にある
株式市場がお休みの土日祝日に株主優待の調査、チャートチェックなどを行いたい方は多いと思います。
しかし、SBI証券は毎週ではありませんが、土日どちらか丸1日メンテナンス作業で株の作業ができなくなります。
楽天証券やマネックス証券など他の証券会社の口座を開設しておくと、SBI証券メンテナンス時に株の作業ができるので、複数証券口座を作っておくと便利です。
IPOが当たらない
SBI証券のメリットで「IPOが豊富」と言っている方が多いのですが、これは間違っていないものの、正直IPOほぼ当たりません。
私は4年間で1度も当たったことがありません。
運も関係あるかもしれませんが・・
いくら取り扱うIPOが多くても、当たらなければ意味がないので、初心者の方はIPO目当てでSBI証券に期待しないほうがよいでしょう。
ちなみにIPOが当たらないとチャレンジポイントなるポイントがたまり、このポイントを使うとIPO抽選が優遇されますが、こちらも1度も当たったことがありません。
他のネット証券との手数料比較
ネット証券の口座開設数トップ3のSBI、楽天、マネックスを比較します。
手数料は無料が一番いいですよね!
手数料無料の範囲(売買代金)を比較します。
証券会社 | 手数料が無料になる1日の売買代金 | 評価 |
SBI証券 | 100万円 | ◎ |
楽天証券 | 100万円 | ◎ |
マネックス証券 | 無料にはならない(最低でも110円) | ▲ |
SBI証券はアクティブプラン、楽天証券はいちにち定額コースを選択することが前提です。
SBI、楽天はともに100万円まで無料と、同じ条件です。
マネックスは定額コースがあるものの、100万円までで525円かかり、この先何度も取引することを考えると大きな差になるため、手数料の面では見劣りします。
条件が同じなら楽天証券で口座開設してもよくない?
確かに楽天証券も良い証券会社です。ツールの使いやすさ、手数料の安さはSBI証券にひけを取りません。ただ、楽天証券は単元未満株取引ができないのがネックです。
証券会社の口座開設は無料なので、正直どちらも口座開設してOKですが、一番最初に口座開設するのはSBI証券にして株式投資に慣れましょう。
SBI証券で口座開設すべき5つのメリット まとめ
・手数料が安い
・NISA口座は手数料が無料
・株主優待情報が充実
・単元未満株取引ができる
・クロス取引がしやすい
アクティブプランを選択すれば、1日100万円までの売買であれば手数料無料です。さらにNISA口座での売買は全て無料♪
手数料100円の取引を10回行うと、手数料は1,000円です。大したことないと感じるかもしれませんが、クオカード1,000円の株主優待分損すると思えば手数料無料の偉大さがわかるでしょう。
口座開設は無料なのであなたも楽しい優待生活を目指してはいかがでしょうか。
私は株主優待のおかげで食費が月7万⇒4万円まで減らすことに成功しました!
株主優待投資は損をすることはありますが、長い目でみれば生活費を減らし、さらにレジャー施設を格安で遊ぶこともできるので人生が充実します。
SBI証券の口座開設はこちらからどうぞ。
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