投資をこれから始める人、投資を始めて間もない人は投資資金が限られていて、思ったように投資ができないこともあるかと思います。
例えば、トヨタ自動車に投資しようと思ったら、100株から購入可能なので現在約69万円必要となるため、もう少し価格が安い株にしよう、となるかもしれません。
資金が限られていても本当に欲しい銘柄を買えますよ、という記事を以前に書きましたので、以下もご参考にしてください!
投資資金が少なくても欲しい株を買う方法 ~単元未満株を活用しよう~
今回の記事では、意外と知られていない?
1株株主でも郵送してくれる企業が多い、隠れた単元未満株投資のメリット
「株主通信(事業報告書)」
※以下株主通信
についてご紹介します。
株主通信とは?
上の画像は一例ですが、本日届いていたので紹介します。
コスモス薬品の株主通信になります。
コスモス薬品の株主通信はかなり大きめです。
ほとんどの企業は封筒に入るくらいのサイズです。
では株主通信にはどんなことが書いてあるのか、紹介していきます。
株主通信のメリット
事業内容が理解しやすい
例えばコスモス薬品の株主通信では、1ページ目をめくると、社長メッセージと前期業績の概要、今期の見通しの概要が書いてあります。
その次にページをめくると、写真付きで基本戦略、販売戦略、出店戦略が書いてあります。
コスモス薬品に投資しようと考えている場合は、絶対読んでおくべきで、自分の考えと同じことが書いてあるなら投資してもいいですし、思っていたのと違っていた場合は考え直す、といったこともありです。
ただし、株主通信は企業が作成していることもあり、基本企業にとって良い事しか書いてありません。
なので、ざっくりですが、
「ここに書いてあることはどのくらいの確率で達成可能だろう?」
「達成するための課題はなんだろう?(書いてあることもある)」
このくらいは自分で考える必要があるかもしれません。
企業のリアルタイムな業績がわかる
業績が良ければ、グラフなどで分かりやすく、今期はどのような理由で好業績だったのか説明してくれるので、理解しやすいです。
また、業績が悪ければ、ちょっと言い訳が並んでいたり、数ページを割いて今後は業績回復しますよー、理由はこうです、といったことが書いてあったり、はたまた完全スルーの企業もありますw
もし、投資している企業で業績が悪化した場合、私は株主通信に記載してある業績悪化理由を読んで、納得できなかったり、この理由ならまだ業績停滞か悪化が続きそうと思ったら、全株売ってしまうこともあります。
単元未満株株主でももらえる企業は多い
これは全企業が株主通信を郵送してくれるか分かりませんし、単元未満株株主には郵送しない企業もあるかと思います。
ただ私が単元未満株株主になっている企業は全て株主通信を郵送してくれているので、高確率で全株主に郵送してくれるのでは?と思ってます。
私個人の思いですが、これだけ投資の参考になる資料を1株しか保有していなくてももらえるなんてなんて太っ腹!
これをもらうために1株ずつ株を保有する投資家もいるほどです。
それくらいありがたい資料でございます。
こんな情報も?
飲食店の銘柄だと、新店情報があり、たまに家や会社からそう離れていない場所に新店ができたんだ、とか年内に近場に出店するんだ、といったことが書いてあります。
これからの季節ですと、秋~冬の新メニューの紹介が載っていて、今度試してみようかな、このメニューは前回ヒットしたから今回もヒットするかな、といった考察にも使えるかも?
単元未満株投資で株主通信をもらう時のデメリット
株主優待はもらいない企業がほとんどです。
一部もらえる企業もありますが、ほぼ全ての企業が100株以上保有していることが条件となっています。
まとめ
今回の記事では、単元未満株投資、もしくは普通に投資して、株主通信をもらったら、めんどくさがらずに読んで投資の役に立てましょう、という記事でした。
たまーに「この会社こんな製品やサービス作ってるんだ」のような新たな発見があり、読んで損はないと断言します。
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