【ビジネスマン必読】フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか 仕事とプライベート両面を充実させるための本

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毎日2時間は人生得するんじゃないか?」
得した時間でスキルアップできるんじゃないか?」
この本を見つけた時に思い浮かびました!

合計3時間で読めます!毎日15分だけの読書でも2週間あれば読み終わります!

「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」では以下のことが学べます!

・フィンランド人のプライベートを大切にするための仕事への取り組み方

・フィンランド人の生涯学習姿勢

「フィンランド人はなぜ

午後4時に仕事が

終わるのか」を読んで、

フィンランド人の仕事への

取り組み方は絶対

マネすべきと思いました!

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか 対象読者

・仕事に疲れている
・仕事でプライベートの時間がない
・スキルアップをしたい

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのかを読めば、ワークライフバランスを重視した働き方、生涯学習の考え方が分かります。

スキルアップをしたいけど日々の仕事に追われて時間も気力もない、なんて方にはもってこいの本と言えます。

著者

堀内都喜子さん

本書ではフィンランドで働いた経験を活かし、フィンランド人のライフスタイルや働き方を紹介しています。

著者の他作品はフィンランド豊かさのメソッドがあります。

日本とフィンランドには多くの共通点がある

  • 自然が豊かである
  • シャイ
  • 真面目

最近日本でブームになっているサウナはフィンランドが発祥です。既にフィンランドのいいところを日本取り入れはじめています!

日本とフィンランドの違い

  • ワークライフバランス
  • 会社の上下関係
  • 社会人になってからの学習姿勢

一番の違いは「ワークライフバランス」です!

フィンランドは世界幸福度ランキングにおいて、3年連続1位を獲得している超幸福国家です!また、日本のように上下関係に厳しいことは少なく、フランクで自由度が高いことも幸福度に影響しています。

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか 感想

最もインパクトが強かったことは「夏休みは1ヵ月」が当たり前なことです!これが全てと言ってもいいでしょう。

日本では1週間取れればいい方なので正直うらやましい!じゃあなぜ夏休み1ヵ月が可能かというと、1年を11ヵ月と割り切って仕事をするからです。1ヵ月休んでも文句を言う人はほとんどいません!

こんな感じでフィンランドの仕事、生活スタイルなどを学ぶことができます。

他にはコーヒー休憩が法律で決まっている、というのもいいなと思いました。(私はお酒が飲めないので、コーヒー飲み会のような文化はうらやましいです)

さらに、会議の場所を選ばず「サウナ」で会議をすることもあるそうです。環境を変えて新たなアイデアが必要な時にサウナ会議をやります。

ただ、フィンランドでもダラダラ会議をすることはあります。そのため効率的な良い会議をするための8つのルールなるものがあります。日本でもこの8つのルールのいくつかでも意識すれば会議時間が減って、そのぶん自分の業務に時間を使えていいのにな、と思いました。
8つのルールは本書の72ページに記載していますので参考にしてください。

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わる?

仕事が「終わる」のではなく、「終わらせる」という表現が合っています。午後4時に帰宅できる状態にするため、効率よく逆算をしながら仕事をします。なので、会議が夕方に入る事はイヤ(ありえない)と考えている人が多いです。

これは、家族などと過ごすプライベートな時間を大切にするためなのです。他にも日本では考えられませんが、歓送迎会を業務時間内に行い、お酒ではなくコーヒーとケーキでおもてなしします。業務後に飲みに行くことはあまりないのです。

ワークライフバランスで一番大事な「ウェルビーング」

ウェルビーングとは、身体的、精神的、社会的に元気な状態であることを指します。「幸福」と訳されることもあります。

休暇をキチっととる事で、社員のモチベーションや能力の低下を防ぎ、効率よく仕事ができるようになります。休んだら仕事が終わらない、と考えがちな日本人には理解しずらいかも。

しかし、日本よりも生産性は上(一人あたりのGDPが日本の1.25倍)なので、ウェルビーングを重視して「休む時はとことん休む」方がいいんでしょう。第2章を重点的に読むとよいです。

人件費の高いフィンランドでは、休みや残業なしを考慮し、人口の少なさ(500万人程度)を効率化で補っているので、休み以外でもどうやって効率化しているかは参考になるはずです。

フィンランドの国民性「シス」

「シス」は、忍耐、諦めない気持ち、ガッツのような意味があります。フィンランド人でも人によって少し意味が変わるものの、みんなが口をそろえて言うのは、シスは自分の強い決意や気持ちであるということです。

日本人は子供の頃、親や先生の言うことを聞いて言われた通りにやるのがほめられますが、フィンランド人は授業の履修や進路決定、就職活動などは個人にゆだねられています。

筆者はある程度レールの敷いてある日本の制度は素晴らしいと感じています。しかし、自分で考える力を付けることによって、「私は○○したい。だから○○を勉強しよう」と自主的に動けるようになる面はフィンランドの勝ちでしょう。

生涯学習をしよう

フィンランドには他にも大切な強みがあります。それは専門性や高度なスキルを持った人材とそれを支える教育や研修があることです。

日本では教育と言えば大学までで終わり、という考え方ですが、フィンランドでは大学などで社会人向けの安い講座が充実しているため、転職や昇進に役立てるため勉強する人が多いです。必要に応じて生涯学習をする人は非常に多いく、珍しい事ではないのです。(ただし、フィンランドには不況になるとクビを切られやすい環境があることも影響している)

現在の日本でも、コロナの影響でリモートワーク導入など、より(IT中心に)スキルが求められるようになりました。今後もIT技術の発展によって仕事の中身が全く違うものになる可能性があります。

高齢化が進み、労働人口が急減する日本は特に生産性の向上を目指す必要があります。生産性の向上はデービッド・アトキンソンさんの本が参考になります。

デービッド・アトキンソン

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか まとめ

仕事もプライベートも大切にしてこそ、幸せな働き方ができ、幸せに生きていけると信じている

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか P217

上記は本書の最後の部分です。何のために仕事をするのか、あたらめて考えさせられます。

まだまだワークライフバランスが充実していない日本人に向けた良書ですので、

「仕事が忙しくて無理!」
「会社やめたい・・」

なんて考えている忙しいビジネスマンは、仕事辞める前に通勤時間などでサクッと(内容も難しい表現はほぼないです)読んで幸せに生きていきましょう!!

株の勉強に使える、簡単に読めるおすすめの書籍を紹介しています。株を始めて14年で100冊以上投資本を読んだ中で、分かりやすく役に立つ本を紹介していますので、ぜひ!

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