【成長株投資の神本】オニールの成長株発掘法 レビュー&要約

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個別株投資ってどうやって銘柄を選べばいいかしら?

個別株ならこの1冊って本があればいいのに。

あります。

成長株投資ならオニール本を超える本はありません。

個別株投資で大きく儲けたいなら読まないと損です!

 

オニールの成長株発掘法を読んだおかげで私の投資人生が変わった、と言ってもいい神本です。

私は本書の手法を使い、2~5倍に株価が上昇した銘柄へ投資できるようになりました。数百万だった資産も数倍に増やすことに成功♪

さらに、たくさんの過去の大化け銘柄チャートから買い場を勉強でき、損切やポジション管理方法までこの1冊で学ぶことができるんです!

 

株で1億円目指す!という目標を立てれたのも本書を読んだおかげです。

まだ1億に到達していませんが、本書の手法を使い、調査・勉強することで必ず達成したいと思っています。

ぜひ一緒に億トレを目指しましょう!!

  

ウィリアム・J・オニール (著)

 

おすすめ度5.0
読みやすさ3.0
読書時間の目安4~5時間
ジャンル中長期投資、成長株、トレード法

オニールの成長株発掘法 対象読者

トレーダー

・成長株投資で資産数倍を目指す人
・経済的に豊かになりたい人
・株式投資で大きく勝てない人

 

オニールの成長株発掘法は、成長株投資で儲けたい、という思いがある方全てに読んでほしいです。

読んでいくうちに「成長株って夢があるなぁ」とワクワクする、そんな本ですよ♪

 

また、現在個別株投資をしているけど利益が小さく損が大きくなる、という方には「成長株投資の教科書」として隅々まで読んで勉強することをおすすめします。

なぜならオニールの成長株発掘法には、成長株投資のイロハがすべてつまっているから!

私も元々利益確定を早くするクセがありましたが、本書19章の「大化け銘柄を買い逃す主な理由」を読んで、そもそも大きく上がる銘柄に投資できていないから大きく勝てないことに気づくことができました。

今では1銘柄で100万円以上利益が出せるようになりました!

2ページですが、大きく勝てない投資家は本書を買ったら真っ先に読んでもOKです。

 

オニールの成長株発掘法は、高配当銘柄投資家やインデックス投資オンリーという方にはおすすめできません。

本書は成長株での稼ぎ方のみを語る本だからです。

高配当株投資やインデックス投資で稼ぎたい方は、ジェレミーシーゲルの著書「株式投資の未来」がおすすめです。投資に関して難しいことはなく、時間をかけて資産を形成する方法を学ぶことができます。

ジェレミー・シーゲル (著)

 

書評記事もありますので、参考にどうぞ。

オニールの成長株発掘法 著者

ウィリアム・J・オニールさんです。

オニールは1日たりともウォール街で働いたことがないアメリカの最強の個人投資家です。

その実力はベストセラー「マーケットの魔術師」でアメリカの投資業界で最も成功した一人として紹介されるほど。

「CAN-SLIM(キャンスリム)」という大化け銘柄発掘方法を独自開発しており、これは本書で学ぶことができます。

「CAN-SLIM」については本記事でも解説しています。

オニールの成長株発掘法 レビュー・要約

オニールの成長株発掘法成長株で大きな利益を得る方法を学べる本です。

そもそもなぜ成長株投資がよいのでしょうか?

答えはアマゾン・ドット・コムの株価をご覧いただけると分かります。

アマゾン週足チャート
株探 アマゾン・ドット・コム週足チャートを引用

アマゾンが定着した後の5年前に投資しても、株価は2021年8月現在約5倍に上昇しました。超有名企業でも成長株なら軽く数倍になるポテンシャルがあるのが成長株投資の魅力ですね。

ちなみにリーマンショック後最安値からは約100倍の上昇です!

成長株には夢があるんです!

 

オニールは過去の株式市場における相場上昇をけん引してきた銘柄のすべてを徹底的に研究し、共通する特徴と成功の規則を「CAN-SLIM」という彼独自の投資法として名付けました。

それではさっそく本書最大の肝と言える、「CAN-SLIM」とは何か、学んでいきましょう。

「CAN-SLIM」とは?

「CAN-SLIM」とは、大化け銘柄を発掘するために必要な要素のアルファベットの頭文字を並べたものです。

 

C・・Curent Quartery Earnings
   当期四半期EPS(1株利益)と売上
 

A・・Annual Earnings Increases
   年間の収益(EPS)増加
 
N・・Newer Companies,New Products,
   New Management,
   New,Highs Off Properly Formed Bases
   新興企業、新製品、新経営陣、
   正しい株価ベースを抜けた新高値
 

S・・Supply and Demand
   株式の需要と供給
 
L・・Leader or Laggard
   主導銘柄か停滞銘柄か
 
I・・Institutional Sponsorship
   機関投資家による保有
 
M・・Markert Direction
   株式以上の動向

 

各アルファベット項目は第3章から詳細に解説されています。

ものすごく簡潔にすると、

毎年利益が増加している銘柄を、正しい買い場で買う

となります。

 

ただし、これだけでは全然説明になっていないので、本書で詳細を確認しましょう。

本書は1度読むだけではまず本当に理解することは厳しいので、何度も何度も読み返して「CAN-SLIM」を頭にしみ込ませてください。

 

ちなみに最速で「CAN-SLIM」を学習できる方法があります。それは「CAN-SLIM」に合う銘柄に投資することです。実際に投資するとリアルタイムで株価が動くので、ただ読書するだけよりも数倍のスピードで理解が進みます。

仮に失敗したとしても、反省することで次は同じような失敗を減らすことができます。

最初は失敗してもいい金額だけ投資しましょう。

私も最初は100株からスタートしました。

1,2・・10年と積み上げた投資経験は株式投資の自信という財産になっています。

それでは「CAN-SLIM」のなかでも最も重要な「C」と「A」について解説します。

他の項目についてはご自身で書籍の中で確認してみてください。

「CAN-SLIM」のC

「CAN-SLIM」のCとは、当期四半期のEPSと売上のことです。

EPSとは1株あたりの利益ですが、単純に利益と考えてもらって大丈夫です。

本書の中では1990年代に大きく上昇したデル(1780%)、シスコシステムズ(1467%)、アメリカ・オンライン(557%)がどうしてこれほど上昇したかを考察しています。

これら3企業には劇的なEPS増加が伴っていたことが共通していました。

よって当期のEPS増加が大きい銘柄を探すことが大事です。

1952年~2001年に最も成長した600銘柄を分析すると、75%の銘柄が株価急騰前に平均70%以上のEPS増加を見せていたのです。

銘柄選択において、このEPSの伸び率の変化こそが、現代においては最も重要な要素なのである。

オニールの成長株発掘法 第3章から引用

 

その他にEPSの伸びがあっても注意すべき点、当期EPSはどれだけ増加すればよいか、EPSの他にチェックすべき指標とは?など、どれも目を通しておいて損はない大事なことがてんこ盛りです。

「CAN-SLIM」のA

「CAN-SLIM」のAとは、年間EPSの増加のことです。

どのようにEPSが増加している銘柄がよいかというと、

・年間EPSが3年連続で増加
・年間EPSの増加率が25~50%
・過去3年の年間EPS増加率の安定性と一貫性がある

この条件を満たす銘柄を見つけましょう。

 

そして「CAN-SLIM」のAには私の投資人生を大きく変えてくれた魔法の言葉があります。

その言葉がこちら。

 

PERが高すぎるという理由だけで選択肢から外してはならない。

オニールの成長株発掘法 第4章から引用

 

なぜ高PER銘柄も投資対象となるのかは本書第4章を読んでいただくとして、私は当時「低PER=割安」と思い込んでいたので目から鱗でした。

そしてまだ資産が数百万円だった頃に、3901マークラインズという銘柄を主力銘柄とし資産を一気に1,000万円に乗せることができました。

株探マークラインズ週足チャート
株探マークラインズ週足チャートを引用

現在でもポジションの一部を保有しています。

マークラインズポジション

 

オニールの成長株発掘法を読む前だったら当時PER30倍近くもあったマークラインズに投資することはあり得ませんでした。

しかし、マークラインズは「CAN-SLIM」のAの条件を満たしていたので迷うことなく投資することができ、数百万円(当時の資産の数十%!)もの利益をGETすることができたんです!!

私の投資人生を変えてくれたオニールさんには感謝しかありません。

他にも投資人生を変えてくれた本はありますので、ここに載せておきます。書評記事もありますのでどうぞ!

 

●日本のピーターリンチことエナフンさんの著書

“普通の人"だから勝てる エナフン流株式投資術

アメリカの著名投資家ピーターリンチの手法を日本株向けにアレンジして紹介した書籍です。

日本株長期投資で儲けたいという方はエナフンさんの投資手法を知っておくべき。

 

“普通の人"でも株で1億円! エナフン流VE(バリューエンジニアリング)投資法

前作で伝えきれなかった「VE投資」について詳しく解説された書籍です。

本質的価値が割安な銘柄へ投資し、投資金額の数倍~10倍程度の利益を狙う投資法が学べます。より実践的な内容なので、前作を読んだ方は本作も読んで投資力をアップさせましょう!

オニールの成長株発掘法 その他重要ポイント

ここからは私が本書で重要ポイントと思った箇所を取り上げていきます。

忘れてならない全体マーケット動向

「CAN-SLIM」の「M」である株式市場の方向性を見誤れば意味がない、というほどマーケット動向は重要です。

どんなにいい銘柄に投資しても、マーケット全体の下げには逆らうな、ということ。

マーケット全体が天井を打ったら、保有株を売って少なくとも一部を現金化し、信用取引を縮小して自分の口座を守る事だ。

オニールの成長株発掘法 第9章から引用

将来の予測はするな

マーケットの将来を予測することが熟練者の道ではありません。

過去に市場で何が起こって、現在は何が起きているかを知って理解することが正しい道なのです。

本書では、下げ相場で今までに獲得した利益を守る方法を学ぶことができます。

失敗から学ぶ

株式市場に対する間違った判断について反省しないのはダメです。

何を間違ったかを学んで初めて、投資家として成長できます。

オニール自身ももちろん失敗していますが、しっかり問題点を洗い出し、新しい計画を実行することで大化け銘柄逃しを減少させることに成功しました。

失敗した時は以下の流れで反省しましょう。

①間違いを認める。内容を把握する。

②間違いの原因を探る

③間違いを防ぐ新しいルールを作る

集中投資

勝つ投資家の目標とは小さな利益を出す株を十数銘柄保有することではなく、おおきな利益を出す株を一~二銘柄保有することである。

オニールの成長株発掘法 第12章から引用

 

せっかく大化け銘柄へ投資できても、100や200株程度ではお金持ちにはなれません。これは私も今でも苦労しています。どうしてもビビりの私は1銘柄に大きく資金を入れるのを迷ってしまうクセが・・・。

1銘柄に集中投資するとその銘柄次第で成績が変わります。言い換えれば銘柄選定さえできていれば大きく儲かる、ということ。

勉強してきたんだから大丈夫、と自分に言い聞かせることで主力株に集中投資ができるようになりました。成長株には株価が2倍になる銘柄も多く、今は集中投資ができるようになってよかったと思っています。

ただし銘柄選定が失敗したら損失も大きくなるので、割り切りが必要です。そんなときはしっかり反省し、次は絶対も受けてやるぞ、という気持ちで勉強しています。

オニールの成長株発掘法 まとめ

オニールの成長株発掘法では成長株で大きな利益を得る「CAN-SLIM」という独自手法を学ぶことができます。

個別株投資で稼ぐぞ!と思う方は必読書です。

1度ではなく、生涯のお供になる神で、1年に1度取引ルールを見直しがてら読みなおすことをオススメします。なので本棚の一番取りやすいところに置いておきましょう。

電子書籍もOK!

私も電子書籍が当時存在していたら電子書籍で一生持ち歩きたかったです。

 

まだ株で儲かっても数万円くらい、という方はぜひ読んでみて下さい。
私にとっては相場に対する世界観が変わるきっかけとなった神本です。大きな利益を得る経験ができ、この手法でうまくいけば1億も夢じゃないと思えるようになったのはデカイです!

あなたもきっと良い投資人生に変われるでしょう。そのために本書で第一歩を踏み出し勉強をしましょう!

ウィリアム・J・オニール (著)

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