この春幼稚園入園を控える3歳の息子に、お勉強のためにいいかなと思い図形キューブつみきを買ってみました。
やらせてみたら想像以上に楽しく遊んでくれました。さらに6歳の娘まではまって取り合いになるほど!
小学校入学前に図形に少しでも慣れておくことはいい考え!と思って兄弟ともにやらせています。
そういえば学校の図形の問題って苦手だったわ・・
今回の記事では以下のことが分かります。
・図形キューブつみきの遊び方
・図形キューブつみきで身に付くこと
・図形キューブつみきの年齢(3・6歳)の難易度
くもん 図形キューブつみきセット内容
・つみき(赤・青・黄色・緑・オレンジ)各10個(合計50個)
・木製ケース
・解説&パターンカード24枚
・できたねシール3枚
図形キューブつみきの遊び方
登場人物
●登場人物の紹介
・娘6歳
・息子3歳
3歳と6歳では遊び方にどんな違いが出るでしょうか??
はじめに
対象年齢は3歳~になります。
まずは自由に遊ばせてみてください。つみきを並べたり、積んだり、くずしたり、とにかく「おもしろいおもちゃ」と思わせましょう!
下の写真は娘と息子が、どっちが高くするか競争をして遊んだものです。
積み上げることに関しては3歳でも上手ですね。
兄弟で遊ぶ場合に気を付けてほしいことがあります!
それは、つみきを投げること!
なので、最初につみきは投げないで遊ぶんだよ、と約束しておくとよいです。
パターンカードを使って遊ぶ
パターンカードとはこれから作る図形の見本です。
平面や立体になっていて、作るものは動物や花など、かわいいものから男の子が好きな乗り物まであるので、興味を持ってくれるでしょう。
平面問題
図形キューブつみきに慣れてきたら平面問題(1~18)から始めてみましょう。
下の写真は6歳の娘が作ったものです。
6歳児は説明しないでも、平面問題ならすぐできるようです。
では3歳の息子はどうでしょう?
3歳の息子の場合、「写真と同じものをつみきで作ってみようね」と説明しないとずっと自由に遊んだままでした。
初めて図形キューブつみきに挑戦した写真はこちら。
おしいですね。
形は合っていますが、色が違いました。
※失敗した時のアドバイスの仕方は後ほど説明あります
このように、失敗した問題、難しい問題は繰り返しやらせてもよいでしょう。
問題に慣れてきたら13~18の発展問題にチャレンジしましょう。毎日少しずつ(1問ずつなど)挑戦し、できないからと焦らせないようにしましょう。
立体問題
図形キューブつみきの平面問題をクリアしたら、立体問題(19~36)です。
立体に慣れるまでは見本を作ってみせてあげましょう。イメージが付きやすくなりますよ!
大人ならすぐ作れます。
6歳の娘も問題によってはすぐ作れました。
ちなみに図形キューブつみきを遊び始めて2日目の3歳の息子に立体問題を試しにやらせてみたところ、全くできませんでした。
なので、3歳くらいの子供は平面問題を練習させて、図形感覚と問題解決力を高めてから立体問題にチャレンジするとよいでしょう。
図形キューブつみきで身に付くこと
問題解決力・想像力が向上
最初作れなかった図形が、前に作った図形でどうやって作ったか思い出して作れるようになります。
練習していくと、問題にはない新しい形を作ろうとしたり、違う色で作ってみたりしますので、このような行動を見逃さずほめてあげましょう!
図形感覚・立体感覚が育つ
立体問題はパターンカードを見ただけでは一部のブロックが隠れている場合があります。
この問題だと、奥の2つの黄色ブロックの下は何色か分からないですね。
経験が浅い子供だと想像できず先に進めなくなってしまうので、「どんな色が下にあるかな?」と少しヒントをあげるのはよいですが、基本的には子供に創造させましょう。
図形キューブつみきで親子で遊ぶときのポイント
最も意識することは、子供の変化に敏感に反応し「みとめて・ほめて・はげます」ことが大事です。
また、たとえ完成できなくても「がんばったね」とほめてあげましょう。
ヒントを出す時の注意点
正解を急がせず、最後まで自分の力で考えさせましょう。
分からなくなって止まってしまったとき、明らかに間違っているときなどにヒントを出してあげるとよいです。
例えば先ほど3歳の息子が色を間違えた場合ですが、
このように形は理解したのですが、色の違いについて理解できなかったんです。
この場合は「おお!カードと形は一緒だね。すごいねー!でもカードと色は同じかな?」とヒントを出すと、「黄色だー」といって正しく出来ました。
大事なことは、親がやってあげるのではなく、自分の力でできたことに自信を持ってもらうことです。
くもん 図形キューブつみきのまとめ
くもんの図形キューブつみきセットの中に、「ねらいと効果」として以下のように書いてあります。
・位置感覚、図形感覚、立体感覚、数量感覚などを育てる
・想像性、創造性を高め、洞察力、推察力を育てる
・目的意識を持ち、問題解決力を育てる
対象年齢は3歳~であり、パターンシートの平面図形から挑戦してみましょう。慣れてきたら立体図形に挑戦してみてください。
基本的に子供の力のみで挑戦させますが、分からなくなったときはヒントを出してあげましょう。
たとえ完成できなくても、「〇〇はできたね!」とがんばった過程をほめるなど、子供に「やった!できた!」という喜びを与えて一緒に成長を楽しみましょう。
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