株で大きく勝ちたいわ!
私は積立じゃなくて一気に資産を増やしたいの。
あなたが本気で勉強する気ならおすすめの本がありますよ。
人生を変えるほどの銘柄の探し方、知りたくありませんか?
スーパーストック発掘法は、著者ジェシー・スタインが25億ドルもの株式を売買し、3万時間市場と格闘した結果の集大成です。
一般的な投資本は、著者の成功体験から投資法を学ぶことが多いですが、本書は「著者の失敗談」も数多く書いてあるのは魅力の一つと言えます。
なぜなら著者のトレードの失敗を疑似体験し、我々読者は同じ失敗をさけることができるからです。しかも、著者は1度や2度の失敗ではなく、25億ドルもの売買の中で数え切れないほど失敗してます。これだけでも読む価値があるというもの。
そして数多くの成功と失敗を繰り返して生み出したジェシー・スタイン流最強投資法が、スーパーストックへ投資することなのです。
スーパーストックの特徴とは??
簡単にまとめると以下の通りです。
・割安
・急成長
・テクニカルが健全
・感動的なテーマがある
・「ITファクター」がある
スーパーストック発掘法を読み終えた後、あなたはスーパートレーダーへのスタートラインに立つことができます。
もちろん何度も本書を読み、トレードを実践し、トライ&エラーを繰り返す必要はあるでしょう。
努力したその先でスーパーストックを見つけ、適度な金額を投資することができれば、あなたは富裕層の仲間入りをしているかもしれません。
リスクは大きい投資法になりますが、スーパーストックに投資できれば人生変わるかも!?
おすすめ度 | |
読みやすさ | |
読書時間の目安 | 4~5時間 |
ジャンル | 中長期投資、トレード法 |
スーパーストック発掘法 対象読者
・トレードを上達させたい人
・2年余りで資産を100倍以上にした著者の投資法を学びたい人
・リスクを取ってお金持ちになりたい人
スーパーストック発掘法でのトレードスタイルは、ときおり発生する大きな失敗にも耐えられる人向きと著者は言っていますが、株式投資家全員が読むべき本です。
理由は2つあります。
1つ目はスーパーストック(超儲かる株=ビックウィナー)の見つけ方を学べることで、2つ目は仕掛けポイントをチャートで図解にして分かりやすく解説していることです。
この2つはリスクを大きく取れる人、取れない人に関わらず知っておいて損はないですよね。
ちなみに私は株を15年もやっていますが、リスクは取れない方です。
でも本書を読んで新たな手法に挑戦でき、利益も増加しました!
とはいえ、まだまだ本書を読みなおし勉強中です。
リスクを取れない方は、自分が許容できる株数でスーパーストックへ投資すればOKです。無理はしないでOK。
ただ唯一オススメできない人は「投資への時間が取れない人」です。
スーパーストック発掘法は時間をかけて習得すべきものなので、ある程度勉強や調査する時間を取ることは覚悟しておきましょう。
スーパーストック発掘法 著者
ジェシー・スタインさんです。
2003年10月から2006年1月の2年余りで資産を4万5000ドルから684万5000ドルまで増やした個人投資家です。
なんとたった2年余りで資産100倍!!
投資法はビックウィナーと呼ばれる超儲かる株を探し、適切なタイミングで大きくリスクを取って投資する方法です。
しかし、ただ大きいだけのリスクの取り方はしません。
野球に例えると、ひたすらストライクゾーンに入ってくる(打ちやすい)ボールを待ち、来たらフルスイングして満塁ホームランを狙うというものです。ボール球は打たない、売買を我慢します。
私がスーパーストック発掘法を読んで思ったのは、ジェシー・スタインは相当な株マニアだということです。一日中株の研究をし、よい動きを見つけたらトレードする。それを延々と繰り返す・・・。
3万時間市場という戦場で人生をかけて戦った男の話は、会社の飲み会や友人とのおしゃべりでの投資話、初対面の株オフ会の話よりも聞く価値は高いと思いませんか?しかも飲み会1回分と同じくらいのお金があれば聞くことができるのですから。
スーパーストック発掘法 レビュー・要約
スーパーストック発掘法で1番学ぶべきポイントは「スーパーストックに投資して資産を激増させる」ことです。
まずはスーパーストックに投資する流れを確認します。
1.スーパーストックを見つける
2.買い時を見極める
3.売り時を見極めて利益確定する
ではスーパーストックとはどういう銘柄なのか、もう一度見てみましょう。
・割安
・急成長
・テクニカルが健全
・スーパーテーマがある
・「ITファクター」がある
ITファクターって何よ?
ITファクターとは、業界全体を揺さぶるような「破壊的テクノロジー」を開発した会社のことです。新しい技術やテーマが特に重要。
2020年にはテレワークを急に始めた企業が続出し、テレワークがスーパーテーマとなりました。あなたもWeb会議やオンライン飲みを経験されたのではないでしょうか。
テレワークで一番の代表銘柄はアメリカのズームです。2020年年初から株価は最高で約8倍もの上昇を見せました。
スーパーテーマを持たない株はスーパーストックにはならないというほど、スーパーテーマがあることは必須です!
スーパーストック トップ5の必須条件
スーパーストックがどういう銘柄かなんとなく分かったところで、次はスーパーストックの見つけ方を学びます。
強力なベースをブレイクアウトする
大きな利益をもらたす株式は長い「ベース」を持つのが普通だ。つまり、私たちが見つけたいのは、狭い値幅で長期にわたって横ばいが続く銘柄である。
スーパーストック発掘法 第7章
まずは以下のチャートを見てください。
図の文字が小さくて見づらいですが、左側で1年以上も横ばい期間(ベース)ができています。その後強力なブレイクアウトが発生し、1年で株価が25倍以上に上昇しました。
株価が横ばいの銘柄のチェックリストを作ってめぼしを付けておくとよいでしょう。
30週移動平均線を上方にブレイクアウト
最初のブレイクアウトで30週移動平均線あたりから上昇する株を探しましょう。ブレイク後に1度も平均線を下回らない株がなおよいです。
出来高の増加
ブレイクアウトで極端に出来高が増加しているとよいです。
数ヵ月に渡り出来高が増加していると、機関投資家の買増しを示している可能性があり、今後も株価上昇が期待できるでしょう。
大きな迎え角
ビッグウィナーのほとんどはベースから45度の迎え角で上昇していくことを発見した。
スーパーストック発掘法 第7章
下記チャートのように、45度の直線が引けるような銘柄のことです。
株価は15ドル以下
この項目は日本では気にする必要はないと考えます。
日本で言うと株価1,500円以下でしょうが、過去にその年大きく上昇した銘柄で1,500円以上の銘柄はたくさんありました。
マジックラインで買え
スーパーストック候補を見つけたら、次は買い時です。
スーパーストック発掘法では6つのローリスクの仕掛けポイントを紹介していますが、私が一番大事と思う「マジックラインで買う」ポイントを紹介します。
マジックラインとは、株価がそれより下回らない平均線のことで、10週移動平均線であることが多いです。
マジックラインに近づいたタイミングが買うポイント。なぜなら機関投資家はマジックラインで株を買い集めるからです。
著者は、スーパーストックで最大の利益を生むのは「マジックライン」を軽くかすめたあとの最初の数週間と言っています。ここは重要ポイントなのでお忘れなく!
具体的な買うポイントは、スーパーストック発掘法の中で図でしっかり解説してあるので安心してOK!こんな感じです。
他のローリスクの仕掛けポイントもすぐに使えるものばかりなので、ぜひスーパーストック発掘法で確認しましょう。
ちなみに本書にはたくさんのチャートが登場し、誰でもここで買えばいいんだ、と分かりやすく解説があるのもメリットの一つです。
どこで売るかは買うより1000倍重要
スーパーストックを買ったらいつかは売らないといけません。
通常の投資本だと、どこで買うかは解説してくれますが、どこで利益確定すればよいか解説する本はなかなかありません。
スーパーストック発掘法は第10章を丸々使って売りについて解説しています。ここも本書のメリットの一つです。
最良の売り時は、(略)あなたのエゴが売るなと言っているときである。
スーパーストック発掘法 第10章
上手く行っているとき、売る理由がないときが売り時です。
第10章では16の売りの法則が解説されています。売り時を解説した本は皆無なのに16も売りの法則を紹介するなんてそれだけでありがたい!
私は特に「10週移動平均線(マジックライン)から大きく逸脱したときが売りの絶好のタイミング」を今後使っていきたいと思いました。
値上がりする銘柄の上げを我慢して取ることはできるのですが、値上がりを消しそうになる下げも取ってしまうのが私の弱点・・・。
例えば3021PCネットです。
2021年1月のブレイクポイントで買えたはよかったものの、3/31高値から40%の下げも我慢して7/18現在も保有中。
次期決算見通しを好感して再上昇しているのは結果論で、できれば4,000円以上で売っておきたかったです。今後はマジックラインを〇%上回ったら売る、というルールを決めておこうと思います。
再度言いますが、どこで売るかはどこで買うかより1000倍重要です!
スーパーストック発掘法の第10章を読み、自分に合う法則を見つけるとトレードがもっと上手になるでしょう。1度や2度では少ないかも。
スーパーストック発掘法 その他重要ポイント
ここからは私が重要ポイントと思った箇所を取り上げていきます。
感情こそが市場を動かす原動力
スーパーストック発掘法はかなりの部分で感情についての話に費やされています。
あなたもこんな経験がありませんか?
損失を出した銘柄で取り返そうとした、損失を出した後株数を倍にした、などなど。
もちろん私もあります。そういう時ってだいたい上手くいかないんですよね、なぜなんでしょう??
感情での無駄なトレードを減らすためにも、感情をコントロールすることは必要です。
スーパーストック発掘法の中で、トレード心理についてベストな本として、マーク・ダグラスのゾーンという本が紹介されています。
ゾーンはKindle Unlimitedという読み放題サービスで読むこともできます。
30日間の無料体験ができるのでKindle Unlimitedで読むのもよいでしょう。
独り立ちせよ
私が何年もかけて学んだことは、将来の大きなトレンドを見つける最良の方法は、集団思考の堕落した影響から離れて、完全に1人でトレードを行うことで、独自の考え方を養うことだということである。
スーパーストック発掘法 第2章
株式投資で儲からないとき、誰かに相談したいと思ったことはありませんか?
私も相談を何度もしました。参考になるアドバイスをもらうこともあるのですが、最終的には自分でどうするか決めるのがトレードです。
本書のキツいポイントとも言えますが、「自分で考える」「自分で責任を取る」、この2点がないと本書から学べることは少ないかもしれません。
逆に言うと、自分でなんとかしてやる、と強い気持ちのある方には道がひらける本とも言えます。
私は改めて心に刻みたいと思います。
素晴らしいチャートに投資せよ
どんなに業績が良い銘柄でも株価が上がらなければ意味がありません。
だから株価が上がりやすい素晴らしいチャートに投資する必要があります。
当たり前のことに気づかされた一文でした。
物事がうまくいかないときは資産をリスクにさらすな
タイミングがなければ無駄にリスクを取るな、ということです。
全然ポジションを取ってないとき、ついつい弱い買い理由で買ってしまうことってありませんか?
物事が好転し、「一生に一度」の機会が表れたら自信を持ってバットを振る、それ以外は我慢をしましょう。無駄な取引は減らしたいですね。
失敗体験からの教訓
第14章を丸々使って著者の失敗体験から学んだ教訓を学べるのはメリットです。
筆者の3万時間のトレードの失敗体験を本書で疑似体験できるのは本当にありがたいですね。筆者がよく失敗したポイントは、みなさんも失敗しやすいポイントと言えるので、先に勉強しておいて同じ失敗は避けられるようにしましょう。
スーパーストック発掘法 まとめ
スーパーストック発掘法では「スーパーストックに投資して資産を激増させる」ことを学べます。
以下がスーパーストックに投資する流れです。
1.スーパーストックを見つける
2.買い時を見極める
3.売り時を見極めて利益確定する
スーパーストック発掘法の中で数多くのチャートを使って具体的に解説しているので理解しやすい本です。
本書を1度読んだだけでは内容は身に付きません。何度も読み返し、自分のトレードで試し、反省することで時間はかかりますが自然と身に付くでしょう。
努力したその先でスーパーストックへ投資し、富裕層の仲間入りをしたらあなたはどうしますか?
好きなことを仕事にしますか?仕事はやめますか?トレードに専念しますか?
ここは私の意見ですが、投資で儲かったらどうするか目標を立てておきましょう。
投資への意欲がハンパなく上がります。そこしか見えなくなるくらいです。(仕事しろよって怒られるくらい)
ちなみに私はトレードに専念します。
それは株が大好きだから!
株で周りがビックリする資産を作りたい、FIREしたい、株で食っていきたいと考える人は必読本です。
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下記に私が厳選したKindle Unlimitedのおすすめ投資本も紹介してますので、参考にしてくださいね。
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